「家庭菜園を始めたい!」まずは何から始めればいい?【始めるまでの流れや手順・必要なものをご紹介】

「家庭菜園を始めたい!」と思っても、何から始めればいいのかわからない方も多いでしょう。

実際に、私は農業に関する知識が全くなかったため、何もわからずにインターネットで”家庭菜園”と調べる日々を過ごしていました。

ということで、「家庭菜園を始めたいけれど何からやればいいの?」とお悩みの方向けに、当記事では家庭菜園を始めるまでの実際の流れをご紹介します!

家庭菜園の流れ【畑の用意→計画→道具の用意→農作業】

畑の用意

まず、家庭菜園で絶対に必要なのが”野菜を育てる場所”です。

場所の確保をしましょう!

どのような場所(環境)で家庭菜園を行うのかによって、用意するものや計画、作業方法も変わってきます。
今後にも、大きく影響することなので最初に決めたいことです。

具体的には、次のような選択肢があります!

  • 自宅の庭を利用する
  • 所有する自宅以外の土地を利用する
  • プランター栽培をする
  • 市民農園、貸し農園など畑を借りる

計画

場所が決まったら、栽培の計画をしていきましょう!

  1. 育てられる野菜を知る
  2. 育てる野菜を決める
  3. 基本的な育て方を知る(学ぶ)

育てられる野菜を知る

特別な環境や設備がある場合を除き、季節によって育てられる野菜の品目は変わってきます。

そのため、まずは自分が家庭菜園を始めようと思う時期には、どのような野菜が育てられるのかを知りましょう!

知るための方法としては次のようなものがあります。

  • ネットで検索する
  • ホームセンターや種苗店へ行って販売されている種・苗を確認する
  • 農家に聞く など

一番おすすめの方法は「ホームセンターや種苗店へ行って販売されている種・苗を確認する」です。

ネットで”〇月から栽培できる野菜” “〇月 家庭菜園”など検索をすると、簡単に情報を得られますが、地域によっても育てられるかどうかが変わってくるでしょう。
そのため、お店で売られている種や苗を確認するのがいいのかなと私は思っています!

育てる野菜を決める

育てられそうな野菜がわかったら、その中から実際に育てる野菜を決めましょう!

栽培時期が適切な野菜を選ぶことはもちろんですが、好きな野菜を選ぶのもポイントです。
好きなもの育てるほうが確実に楽しさは大きくなります。

注意点としては、あれこれと大量に育てようとしないこと!!

栽培スペースがどれくらいによっても、育てられる種類や量が変わってきます。
詰め込んで株間を空けずに栽培したり、相性の悪い野菜を一緒に栽培するなどは失敗の原因になってしまうことも…。

基本的な育て方を知る(学ぶ)

育てる野菜を決めたら、育て方を学びましょう!

方法はこちら。

  • 本を読む
  • ネット検索
  • 種の外袋を見る
  • 店舗で配布される育て方のチラシを見る
  • 詳しい人に聞く など

様々なものがあります。

これは自分に合った方法で進めていくのがおすすめです。

基本的な育て方を守っていても、気温や日照時間などの環境によっても成長が変わってくるので実践をしながら学ぶことも必要になってきます。

道具の用意

次に道具の用意です。

クワやスコップなどの農具、プランターやマルチなどの農業資材、作業着や手袋などの作業用品などが主に必要なものになります。
どのような場所(環境)で家庭菜園を行うのかによって、道具は大きく変わってくるので注意しましょう!

ここでは、私が「自宅の庭を利用して家庭菜園を始めた時」に必要だったもの(揃えたもの)を書いていきます。

農具

  • クワ
  • スコップ
  • カマ
  • ハサミ
  • ノコギリ
  • 水やりホース

農業資材

  • プランター、鉢
  • ポリポット
  • トレー
  • 霧吹き
  • 防虫ネット
  • 支柱
  • 栽培用野菜ネット

作業用品

  • 作業着
  • 防止
  • 長靴
  • 手袋
  • 日焼け止め

これらは、全てを一気に買い揃えるのではなく、必要に応じて購入していくのがいいかなと思います!

農作業

土づくり

土づくりは、野菜作りで欠かせない作業です!

各野菜に適切な土壌環境があるので、栽培予定のものに合わせて堆肥や石灰を使用して、pHや養分を整えておきましょう。

種まき・育苗

種まきの方法は2パターン。

畑に直接種をまく直播、セルトレイや育苗ポットに種をまくポット播きです。

野菜によっては、直播が推奨されているものもあるので注意しましょう!

ポット播きの場合は、畑に植え付けるまでの間、育苗をしていきます。

個人的には、ポット播きのほうが丈夫な苗ができ、その後の栽培がうまくいくよう感じています。

これは色々と試してみるのがいいかもしれません。

植付け・間引き

ポットで育苗をする場合は、タイミングを見計らって、苗を畑に植付けていきましょう!

直播の場合は、苗が混み合っている際には、育成スペース確保のために苗を抜き取る間引き作業を行います。

栽培

栽培の手順は、野菜によっても変わっていきます。

基本的には、水やりや追肥、害虫対策、草取りなどがあります!

自分の育てているものに適切な方法で栽培を進めていきましょう。

家庭菜園は「とりあえず始めてみる」のがおすすめ!

ここまで読んでみて「家庭菜園ではやることがたくさんあって大変そう…」と思った方もいるかもしれません。

しかし、やり方によっては今日からでもすぐに始められる簡単な方法もあります!

水耕栽培をしたり、栽培キットを使ったり、プランター栽培をするなど、その方法にも様々なものがあります。
これらの方法であれば、室内で手軽に始めることもでき、初期費用もそこまでかかりません。

いきなり畑や農具、資材を用意するのはちょっと気が引けるという方へはおすすめです。

まずは簡単なことからとりあえず始めてみる。
そして、少しずつ栽培をしていく中で「楽しい!もっとお野菜を育てたい!」と感じた来た時に、畑や農具の用意などを考えてみるのがいいかもしれません。

植物の成長を見ることができるのは本当に楽しく、癒されます。
とってもいい趣味になると思うので、家庭菜園に興味のある方はぜひ始めてみてください!!